脱輪…危ないですよね
以前三菱自動車の問題で、大きな事故がありましたが、以後車検での点検方法などが変更になったり、仕組み作りが進んできました。
しかし2010年を堺に、脱輪事故は増えております。
よく言われるのは、JISからISOに切り替わり、以前の左車輪のボルトが逆ネジになっていることで、進行方向で締まる。だが正ねじのISOは緩むというお話をネットとかでも見かけます。
ただハブのねじ切り方法だけの論点ではないかと。
例えばJIS方式は、ハブボルト部のテーパーによりホイールに対してセンターにきっちり収まるようになっているが、実際何度もタイヤ交換をしていると、摩耗して中に食い込んで、しっかりと締め付けトルクがでないとかー
ハブ側に溝があって、ナットを締めるとその溝があることによりスプリング効果で緩まないようになっているも、そのハブが摩耗してホイールときっちり密着出来ず、ホイールの一部分だけ負荷が掛り割れたりー
さらにいえば、JISの後輪などダブルタイヤは、インナーナットとアウターナットで締まっているも、インナーナットが摩耗してこれもまた締め付けトルクがでない状況だったりー
JIS方式も色々問題があるわけですよ実際
よく、清掃していないからーとかのコメントも多いですが、それは当たり前。
でもJIS方式でもちゃんと清掃してる?
むしろ昔は油さしておわり
しかもエンジンオイルや酷いとこは◯◯55-6のような緩みやすいものもぶっかけたり。
そのほかのコメントで多いのは
締め付け不足
日本の道路事情
ハブボルトの材質
色々あるわけで、じゃあJIS方式に戻したら?って言いますが戻して解決できるのか?
そもそも働き手も問題もあるのでは?
などなど色々あるわけで、次回はISO方式について考察してみようかと
では